豊かな自然に恵まれ、城下町として栄えてきた歴史を持つ人吉には
    磨き続けられてきた伝統の味と技あります。
    それらを今に伝える蔵を訪ねて、人吉の伝統に触れてみませんか?

    焼酎蔵

    深く険しい山々に囲まれた盆地・球磨地方。その豊かな大地で育った上質の米、球磨川の清流、独特の気候風土によって育まれた『球磨焼酎』は、日本でも数少ない米焼酎です。現在でも28もの焼酎蔵が存在し、百数十種類にもおよぶ銘柄は、それぞれに個性的で香りや味も多彩。コクがありつつ爽やかな飲み応えで、多くのファンに愛されています。

    繊月酒造株式会社

    明治36年創業の、人吉を代表する焼酎蔵のひとつ。米・米麹・水だけで造られる焼酎は、100年の伝統を受け継ぐこだわりの味。工場見学や売店での試飲ができ、毎日多くの観光客で賑わっている。

    お問合せ先 : TEL.0966-22-3207
    http://www.sengetsu.co.jp/

    六調子酒造株式会社

    球磨焼酎・500年の歴史と伝統の技を継承する、錦町の蔵元。数ある球磨焼酎の蔵中でも常圧蒸留の貯蔵熟成にこだわり、“古酒”と呼ばれる豊かな香りと深い味わいは根強いファンを持つほど。

    お問合せ先 : TEL.0966-38-1130

    みそ・しょうゆ蔵(釜田醸造所)

    創業当時から続く自家製の天然諸味を使い、昔ながらの伝統の製法で味噌と醤油を造る蔵元。風情ある木造家屋の奥に工場があり、製造工程を見学することができます。売店では佃煮やみそ漬けなどの試食もでき、旅のお土産にも最適。大正ロマン漂う応接室やロビーで、くつろぎのひとときを楽しめます。

    お問合せ先 : TEL.0966-22-3164http://www.marukama.co.jp/index.html

    お茶蔵

    山に囲まれた盆地で寒暖の差が大きい人吉球磨はお茶の生産に適した場所であり、恵まれた自然に育まれた極上のお茶は、人吉の名産のひとつ。現存する蔵の中で最も古いお茶蔵「お茶の五木園」では、釜炒り鍋や手廻しのふるいなど手作業時代の製茶道具、古民具を展示。「立山商店」では、お茶の試飲ができるほか、茶壷や茶器、ウンスンかるたの歴史などが見学でき、椎茸や山産物のお土産コーナーもあります。

    お問合せ先:
    お茶の五木園
    TEL.0966-22-4038
    立山商店
    TEL.0966-22-2566

    鍛冶蔵(正光刃物店)

    豊かな自然に恵まれた人吉・球磨地方では、森林や農業、狩猟が人々の生活を支え、山林刃物や土農器具が独自に発達しました。その中で磨き抜かれてきたのが鍛冶技術。500年続いた鍛冶屋として伝統の技を受け継ぐ17代目当主が鍛錬する正光刃物は、切れ味鋭く使いやすいと評判です。一本一本丁寧につくられた「本物」の良さを、手に入れることができます。

    お問合せ先 : TEL.0966-22-2565

    武家蔵

    茅葺き二階建ての屋敷は、相良藩歴代藩主の御仮屋(狩りの際の休憩所)として150~200年前に建てられたもの。床は樹齢1,000年の松が使われ、二階には間道(抜け道)がつくられており、江戸時代の武家の生活を偲ばせます。風格漂う堀合門は、人吉城から移築したもので、唯一現存する歴史的な建造物として人吉の重要文化財に指定されています。ここでしか味わえない「焼酎アイス」も人気です。

    お問合せ先 : TEL.0966-22-5493